Spin Rate の定義
Spin Rate(スピン量)は、インパクト直後のボール回転数のことで、rpm(回転毎分)で表します。
- Back Spin(バックスピン):ボールの前進方向と逆の回転。浮力の源
- Side Spin(サイドスピン):横方向の回転。ボールの曲がりの原因
- Total Spin(総回転):バックスピンとサイドスピンを合成した全体の回転量
クラブ別 適正 Back Spin
| クラブ | アマチュア適正 | プロ平均 |
|---|---|---|
| ドライバー | 2200-2800 rpm | 2500 rpm前後 |
| 3W | 3000-3800 rpm | 3500 rpm |
| 7番アイアン | 6000-7500 rpm | 7000 rpm |
| 9番アイアン | 8000-9500 rpm | 8500 rpm |
| PW | 9000-10500 rpm | 9500 rpm |
| SW | 10000-11500 rpm | 10500 rpm |
スピン量の多すぎ/少なすぎ
ドライバーでスピン多すぎ(3500 rpm以上)
- ボールが吹き上がる
- キャリーは出るがランが出ない
- 風に極端に影響される
→ 原因:Attack Angle がマイナス、Spin Loft 過大、コスリ球
ドライバーでスピン少なすぎ(1800 rpm以下)
- キャリーが稼げず失速
- ドロップ気味の弾道
→ 原因:ロフト不足、インパクトの芯ズレ
アイアンでスピン少なすぎ
- グリーンで止まらない
- 風に流されやすい
→ 原因:ダウンブロー不足、ボールの劣化、古いクラブフェース
Side Spin(サイドスピン)
Side Spin は単独で表示するより、Spin Axis(スピン軸の傾き)で見るのが現代的。
- +(プラス)Side Spin = 右へ曲がる
- −(マイナス)Side Spin = 左へ曲がる
ただしこれは Face to Path の結果として生まれるので、Side Spin を直すには Face Angle と Club Path を調整する必要があります。
スピン量を調整する実践
ドライバーの Back Spin を減らす
- Attack Angle を +3〜+5° にする(アッパーブロー)
- 低スピン設計のボール(Pro V1x など)を使う
- シャフトを硬めに、低スピン系ドライバーへ
アイアンの Back Spin を増やす
- Attack Angle を −4〜−5° にする(ダウンブロー)
- ボールを左寄りに置かない
- クリーンなフェース(溝がしっかり)で打つ